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悲報 2009年 9月 21日

Posted by yukialice in つぶやき, 友だち.
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昨日頂いたコメントで、kokoroのご主人の訃報を知り、とても動揺しています。

死因は心臓発作だったとの事。

kokoroへは今月の4日に行き、翌日に記事にしました。

ご主人はどんなに忙しくても、来店した際は私と主人に話しかけて下さいました。

この前お会いした時も、気さくに世間話に応じて下さり、

とてもお元気そうでした。

何度か記事にしたように、ご主人の奥さんのスークはドイツ語学校で知りあった友人です。

彼女はウィーンには長年住んでいますが、韓国人の彼女にとっては異国の地。

最愛のご主人を亡くされたショックは計り知れないものと思います。

彼女からウィーンでご主人とレストランを始めると聞いたのは、

5年ほど前の事で、なかなか良い物件が見つからないとこぼしていました。

最初は8区に良さそうな物件を見つけたのですが、リフォームの時にトラブルがあったようで、

結局、1区で開業する事が決まった時も、すぐに知らせてくれました。

スークはドイツ語学校でもクラスの盛り上げ役のような存在で、

いつも笑顔を絶やさず、誰に対しても親切でクラスの人気者でした。

私が求職中の時も、彼女はレストランの仕事で忙しかったはずなのに、

色々情報を知らせてくれました。

6年前、スークがドイツ語学校に通っていた頃、ご主人は日本で仕事をされていたのです。

当時クラスが退けてから、彼女からこんな話を聞かされたのを良く覚えています。

「日本で一緒に住んでいた頃は、口やかましいし、自分勝手で

ずっと外で働いてくれたら良いと思ってたの。

だから、ウィーンにひと足早く子供達と越してきた時は、

これでちょっとはのんびりできると思ったんだけど、

主人と離れた今、主人の良さが身にしみて分かったのよね。不思議でしょう?

やっぱり夫婦でも、離れてみなければ良さが分からない事もあるのね」

彼女は屈託のない笑顔で、そう私に話してくれました。

ある日、学校で仮定法の授業があった時に、

「もし・・だったら、・・したい」と言う例題で、文を作る事があったのですが、

スークの例文が今でも忘れられません。

「もし私が鳥だったら、今すぐに、日本にいる主人の元へ飛んで行きたい」

と、まるで初恋に落ちた少女のような、淡い笑顔を浮かべて、そう言ったのです。

スークにはウチの子供達より大きいお子さんが一男一女います。

これから私に出来る事はまだ分かりませんが、

今まで彼女が私を支えてくれたように、

私も出来る限りのことを彼女にしてあげたいと思います。

昨日からずっとスークと連絡が取れなかったのですが、

先ほど、彼女の携帯に繋がりました。

しばらくは二人で泣き崩れるしかありませんでした。

明日葬儀が執り行われるとの事ですので、行って彼女を抱きしめたい。

ご主人様のご冥福を、心よりお祈り致します。