jump to navigation

日本とオーストリアの共通ルーツ? 2009年 11月 2日

Posted by yukialice in つぶやき, オーストリア.
add a comment

今日は学校の年間休日調整のため(?)に、子供達はお休みです。

さて今日は、オーストリアに住む日本人の為に日本人会が毎月発行している、「ウィーンの風」の今月号の表紙に載っていたコラム(中部日本放送ウィーン支局 小森浩和さんが書かれています)を読んで、こんな写真を知り合いからメールで転送してもらっていたのを思い出したので、ご紹介することにしました。

写真は9月末に訪日したオーストリアのフィッシャー大統領。

890

コラムの内容は、8月の総選挙で民主党から自民党に政権交代した事に触れ、鳩山首相が目指す、友愛社会の現実のルーツがここオーストリアにもあると述べられているのです。

↑でフィッシャー大統領が逆さまに持っている本こそが、オーストリア出身でEUの父と呼ばれる政治家、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーが友愛精神を著した「自由と人生」であり、この本に共感した鳩山首相の祖父、鳩山一郎元首相が日本語に翻訳したものです。

彼の母、クーデンホーフ・光子は日本人で唯一、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と話した経験の持ち主で、ゲランの香水、Mitsukoも彼女の名に因んだと言われています。

なるほど・・、そんなゆかりのある本を逆さまに持つオーストリア大統領の姿は、あまりにも滑稽ではありませんか。(欧米の書籍は左開きなので、それが原因で逆さまに持ったと思われるが、日本語が読めないんだから、言い訳にならないべ?)因にフィッシャー大統領の年収はオバマ大統領の年収を大幅に上回っています。(きっとそれに見合う仕事をしているハズ?)

今現在、オーストリアで大きな問題となっているのは、ウィーン市内の警察官不足と大学生のストライキ。オーストリア政府は財政赤字の為の郵便局の閉鎖に伴い、あぶれた郵便局員を警察官に再教育する計画があるとの意向を示しています。因にウィーンで不足している警察官の数は約千人。同じ公務員とは言え、警察官、郵便局員になった時の志は全く違ったはずですよね?この計画、かなり短絡的と言えるのではないでしょうか。ただの数合わせだべ?

ストライキ中の大学生の要求は「教育環境の改善」(生徒数に対しての教授数が極端に少なく、ドイツからオーストリアの大学への生徒が急増したのも一因)及び「教育に資金を!」と言うもの。

オーストリアの政治家の給料は他のEU諸国の大国より高く、オーストリアでは政治家になってしまえば、死ぬまで楽に暮らせると言うイメージがあります。政治家の給料を削って、教育にお金をかける事は理に適ってますし、良いアイデアではないでしょうか。

ここで、「ウィーンの風」からカレルギーの本の引用を紹介します。この引用は、鳩山首相の論文でも使われたそうです。

全ての偉大な歴史的出来事は、ユートピアとして始まり、現実として終わった

1つの考えがユートピアにととどまるか現実なるかは、それを信じる人間の数と実行力にかかっている

8月の日本の政権交代のニュースは、オーストリアのみならず、世界中のメディアでトップニュースとして扱われました。日本にも様々な問題があるように、オーストリアにも深刻な問題が山積みです。

鳩山政権がユートピアを現実に変える瞬間、生きてるうちに、その目撃者となりたいものです。

Ninki

にほんブログ村 猫ブログ ロシアンブルーへ

本日もご来訪、誠にありがとうございました。m(_ _”m)