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嬉しくて、悲しくて・・ 2010年 3月 6日

Posted by yukialice in つぶやき.
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さて今日は、あとう(息子)の話です。

先日、あとうのドイツ語のテストが返ってきたのですが、びっくりするほど良い点数でした。

こちらの国語のテストは、日本のモノとは全く違い、どちらかと言うと、想像力・文章力に重点が置かれます。

今回のテストは、学校で勉強している事、そして将来進む道についての作文が課せられました。

テストの課題は、答案用紙が配られて初めて分かるので、前もって準備する事はできません。

あとうの書いた作文は、4パラグラフから成り、読んでみると起承転結も文句なしの出来。

あとうについては、口数が少ないし、オンラインゲーム(WOW)ばかりやっていると、ブログにも書いていますが、親にとっては掴み所がないと言うか、その点がアリーチェと全く違うところで悩みの種でもあります。

アリーチェは学校であった事、友達のうわさ話、先生の悪口・・、何でも話してくれますから。

しかしこの作文には、自分の進みたい道がしっかりと書かれていたので、正直、驚きました。

今現在、あとうは電気の修理工、若しくはプログラマーの仕事を目指している事が作文に書かれていました。

プログラマーは父親の影響もあるのでしょうが、電気の修理工はちょっと意外でした。

学校では、様々な機械を分解して、その機械の構造なども勉強しているので、興味を持ったようです。

主人にしてみれば、自分の仕事を継いで欲しいのかと思い、あとうが修理工になりたいと思っている事を、どう思うか尋ねてみると・・

「電気の修理工は、世界どこに行っても食べて行ける立派な仕事だよ。あっ君がなりたいんだったら、パパ、応援するからね」

と言う返事が・・。主人は、息子が自分で選んだ道を尊重する準備は、既にできていたようです。

今月末で15歳になるあとうが、もう、将来の夢を現実化するために、頑張っているんだなと思うと、涙が出そうなほど、嬉しくなり胸が熱くなりました。

一年前の今ごろは、入院先の病院で泣いてばかりいたのに。。

もしウィーンに移住しなかったら、あとうは普通に中学校に行って、高校受験して、大学を卒業するまで、将来について真剣に考えなかったかもしれません。

と言うより、考えなくても良かったのかもしれない。日本は、そういう風潮がありますよね。

そう思うと、15歳になる前に、将来の仕事を決めなくてはいけないオーストリアの教育制度が、ちょっとばかり酷に思えて、あとうが可哀想になったのです。

あとうは、こちらの小・中学校を卒業後、電気関係を専門に勉強する学校に去年入学しました。

ですので、中学を卒業する前に、ある程度将来の道を決めなくてはいけないのです。(別の選択肢もあります)

実は主人も、中学校卒業後、あとうと同じような学校に入ったのですが、先生とうまくいかず、ケンカして勝手に学校をやめたのです。

主人の子どもの頃の話を聞く度に、主人の母がどれほど気苦労が多かったか、気の毒になるほど。

去年は、10代の頃に逮捕歴があった事も告られましたし。覚えてますか?(笑)

そんな悪ガキだった主人と比べると、あとうは病気以外は、全く親に心配をかけない良い子なんだな〜、と思います。

作文の最後には、先生の評価の「ブラボー!」の文字が、悪筆だけどステキに輝いて見えました。

子どもって、親が気付かないうちに成長してるんですね。

嬉しくて、悲しくて・・。これがあとうの作文を読んで、私の心を巡った言葉でした。

Ninki

本日もご来訪、誠にありがとうございました。m(_ _)m

どちら様も、良い週末を!♪v(*’-^*)^☆