ロードトリップ、スロバキア+ポーランド 2016年 3月 21日
Posted by yukialice in 食, 友だち, 旅行.trackback
土曜日の早朝、子供達を残して(誘ったけど、断られました)、主人のビジネスフレンドファミリーを訪ねるべく、ウィーンから四百数十キロ離れたスロバキアの町、Kežmarokに向けて車で出発!
主だった渋滞も全くなかったので、約4時間後、無事ポーランド国境近くにある、その町に到着。
スロバキア人の奥様のヤーナとムロ君。
ムロ君は車に跳ねられて、全く歩けない状態の時に、このファミリーに引き取られましたが、今では普通に歩けるようになり、幸せに暮らしています。
ナーヤは18歳の時にこの町から出て、ベビーシッターとしてロンドンで仕事を始め、当時、英語が全く話せなかったので、まずは英語を学び、その後大学で経済を学んだあと、ペンタックスに入社し、同僚だったナイジェルと出会い、今に至ったそう。
ベビーシッターから始めて、日本の一流企業に就職したのですから、かなりの努力家ですよね。
こちらのクラスティー君は、イギリス出身で、もう1匹、彼と同じ種類の猫ちゃんがいるのですが、彼女は客人が苦手らしく、全く姿を見せてくれませんでした。
ムロ君は、スロバキア生まれなので、こちらの言葉で、他の2匹はイギリス生まれなので英語で話しかけているそう。
彼らの家には「イギリスの間」と呼ばれる部屋があり、そこで団欒したのですが、その部屋に入ると、否応なしにこの壁時計に目が惹きつけられます。
2百年もののアンティークだそう。残念ながら、動かないとのこと。
ナイジェル(ご主人)曰く、「日に2度は、時間が合うからいいんだよ!」と、笑ってましたが、私は修理に出してでも、動けるようにして欲しい。(笑)
もうすぐ6歳になるパトリック!
風邪をひいててお熱さんだったのにもかかわらず、すごい元気で、なぜかうちの主人に懐いていました。(笑)
こちらは手作りのサラミとケーキ。
「このサラミは、先週うちの豚を殺して作ったから、まだとっても新鮮よ」
田舎なので、冗談ではなく、実話です。(笑)
美味しく頂きましたよ。
おやつをもらう2匹。
今回、一番おしゃべりのナイジェル(右上髪なし)の画像が全くないのに、帰ってきてから気づきました。(笑)
ナイジェルと主人は、来月ブリストルで一緒に仕事するので、その打ち合わせ中。
夕方6時くらいに、彼らの増築中の3階の部屋から撮ったハイトトラス山脈。
そして夕飯は、スロバキアなのに、なぜかピザ屋で夕飯をとったのですが、彼らの家から徒歩で20分ほど零下の中、歩いて行ったのです。。
スロバキアはビール一杯でも飲んで運転したら捕まるので、みんな歩くんですって。
そうとは知らず、多少寒くても移動は車だと思っていた私は、防寒具を一切持って来ていなかったので、ブルブル震えてやっとピザ屋に着いた時、体は凍ってるけど、とりあえずビールでしょ、スロバキアだし!ということで、こちらのビールを勧めてくれたので、飲んだら最高に美味しかった!
因みに、ビール大、1ユーロ。間違いなく、長い人生で飲んだビールの中で一番うまい!
芳醇でコクがあり、飲んだ後に甘みが口の中でふわっと広がる感じ。
これはスロバキアではなく、チェコのビールなんですって。(笑)
スロバキアのビールは、バドワイザーやオランダのハイネケンを彷彿させるような、メローな口当たりでしたね。
で、こちらが主人がオーダーしたピザ(大)。
奥は中サイズ。
これも人生で最大サイズのピザ。
ちゃんと窯で焼いてあるし、ご当地のチーズや手作りサラミがふんだんに使われたピザが、不味いわけない。素材の味が活かされていますからね。
イタリアから遠く離れたスロバキアで、美味しいピザが食べられるなんて、思いもしませんでした。
で、夕飯を同席したメンバーがこちら。
左の赤い袖がちょっとだけ見えているのが、ナーヤのお兄さんで、それ以外はお兄さんのサッカーチームの仲間。
毎週土曜日、練習の後、ここに集まるんですって。
病気のパトリックを叔母に預けているのが気になったナーヤは、お兄さんと先に帰ったので、残ったのはイギリス人夫のナイジェルとサッカー仲間と私たち夫婦。
ナイジェルもスロバキア語がそんなにできないのに、これからの会話、どうするのよ〜?(笑)
つか、このメンバー、微妙すぎ!
と、一瞬心配しましたが、英語ができる人もいたし、初対面で、仕事とは無関係の人たちとまで、楽しくおしゃべりできて、意外な展開を楽しめた晩餐となりました。
人口2万人足らずのこんな田舎でみんなどんな仕事しているんだろう?
と、疑問に思い、訊いてみると、音響や映像関係、普通にパン屋さんとか、私が想像していた農業関係者は一人もいませんでした。(笑)
田舎に居ながらにして、アメリカの企業から仕事を依頼されている人もいたので、ネットがあれば、自分のやりたい仕事もできて、且つ、仲間と楽しく過ごせる田舎暮らしは、退屈することがないだろうし、それはそれで楽しいだろうなぁ、と思ってしまいましたね。
ここのピザ屋さんで、10人で飲み食いして、お代は38ユーロ!!!!
衝撃の安さでしょう?
マイナス3度の中、軽装でホテルまで20分も歩きたくなかったので、タクシーを呼んでもらったら、初乗り2ユーロ!!(笑)
2ユーロじゃ、申し訳ない気がしたので、私の小銭入れに入っていた全額を運転士さんに渡しましたよ。
太っ腹でしょう?
って、4ユーロしか入ってなかったけど。(笑)
翌朝、朝食をとったホテルのレストラン。
田舎なので、壁からいろんな動物が頭を出しています。(笑)
朝食後、ポーランドまで数十キロしかないし、行ったことないし、行くしかないだろう!というノリで行ってみました。
ここはユーロ加入前に使用されていた関所。(笑)
湖畔の村に佇むお城があったのですが、ポーランドはユーロが使えず、入場料を払えなかったので、外から撮って、スロバキアに帰りましたとさ。(笑)
で、ランチはまたイギリス人ファミリーと合流して、私は魚を注文。
メニューに4ユーロとあったので、お腹があまり空いてなかった私は、量が少なめだと思ったのに、まるまる1匹グリルされたニジマス登場。(笑)
とにかく物価が安い。イギリスの暮らしの1/3ですって。
外食に限っては、もっと安い。
昼間のハイトトラス山脈。
折角の、荘厳な感じが伝わらないなぁ。
つーことで、こちらから画像を転載させていただきました。
息を呑むような、美しさでしょう?
なーんもないスロバキアの田舎では、仕事の話が終われば、時間は余るほどあるだろうと思い、
退屈しのぎのための本や、ブログが書けるようにMacBook Proも持って行ったのに、
ナイジェルと初対面のサッカー仲間と夜遅くまで、過ごせたおかげで、
ホテルに帰ったら、シャワーを浴びてベッドにバッタンQ状態でした。(笑)
「夏にまたおいでよ!」と、言ってくれたので、次回は子供達も無理やり連れて行こうかな?(笑)
ウクライナにも近いから、今度はウクライナにも行けそうだし。
子供達が大きくなってからの、初めての夫婦二人旅、
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