’16 夏のバカンス 13日目その2 2016年 10月 15日
Posted by yukialice in オーストリア, バカンス, ブローニャ, 食.trackback
今日は久々に、旅行記の続きです!
インスブルックを観光した後、この旅の最終目的地であるザルツブルクのホテルに着いたのは、夕方6時過ぎ。。
チェックインの時間って、全然気にしてなかったのですが、ホテルに着いて7時までだったと知り、のんびりし過ぎなくて良かったと、胸をなでおろした次第。
小さなホテルでしたので、レストランもなく、ネットでホテルから歩いて行けるレストランを探し当て、いざ出発!!
ザルツブルク市内だというのに、こののどかさですよ。
あぜ道を急ぐ女性ひとり、目的地は何処?
私達の目的地は、この教会の裏手にあるGasthof Schloss Aigen。お城のレストランです。
まずはビールで喉を潤しましょう。
曇り空が広がるスッキリしないお天気でしたが、お店の方がお庭の席を勧めて下さったので、この大木の下で食事をとりました。
私は牛フィレ煮込みに、きのこのソテーが乗っかった一品をチョイス。
主人は珍しくシュニッツェル。
こんな田舎のレストランですが(失敬)、オーストリアでは珍しくテーブルチャージを取られるほど、良いお店。
私達がウィーンに戻ってから、ザルツブルクに休暇で行く知り合いに、このレストランを教えたら、とても美味しかったと喜んでもらえました。
よって、味も文句なし、と言うより、食べながら唸ったほど。
が、食事中、私のナイフとフォークを持つ手が、パタリと動きを失い、視線がある一点をとらえて微動だにしなくなった瞬間、「ゆきちゃん、猫ちゃんでも見つけた?」と、長年の連れ合いが、したり顔でシュニッツェルを頬張りながら、勘を的中させましたよ。(笑)
男の子ですよね?(笑)
どこ見てんだ!
毛繕いを済ませたと思ったら、私達のテーブルに来てくれたんです!
と、喜んだのも束の間、スタスタとレストランの中に入って行きました。
私達のテーブルは、ただのストップオーバーだった模様。(笑)
このお店の猫ちゃんだったようです。
大満足の夕飯を済ませた後は、またてくてくと歩いてホテルに戻りました。
ザルツブルクで滞在したのは、こちらのホテル!!
映画『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップファミリーが、実際に住んでいた邸宅が数年前から、ホテルとして使用されているのを主人がネットで見つけたので、旅の最終目的地は当初ミュンヘンを予定していたのですが、どうしてもこのホテルに泊まりたくて、ザルツブルクに変更したのでした。
(変更して大正解。この日はミュンヘンで難民によるテロが起きたのです)
車でこの門を通り、宿泊客すべての車が止まれる広々とした駐車場も、敷地内にあります。
こちらが正面玄関。
ホテルのあちらこちらにトラップファミリーの写真が飾られています。
各客室は、トラップファミリーの各々の名前が使われていて、私達の部屋は光栄にも「マリア」の間。
映画のマリアさんとは、別人ですね。
マリアは、実の子ではないゲオルグの子供達を心から愛していたそうですが、ゲオルグのことは、結局愛することはできなかったそうです。
ですので、映画ではかなり美化されたトラップファミリーが描かれている、と言えそう。
映画のラストシーンでは、トラップファミリーがスイスの山を徒歩で逃げるかのように、国境を超えていましたが、実際は電車に乗って、イタリアへ逃げ延びたそうですよ。
次回の旅行記は、いよいよ最終日。
自分でもかなり楽しんで旅行記を綴っていたので、もう終わりかと思うと、ちょっと寂しいですね。
今日の〆は、座布団を上手に枕代わりにして、お休みされているブロちゃん。
『サウンド・オブ・ミュージック』所縁のホテル、泊まってみたい!
と思って頂けましたら、クリックプリーズ!
本日もご来訪、感謝感激なのです。♪v(*’-^*)^☆
景色もいいし料理も美味しそうだし、お店もホテルも素敵だし、ザルツブルクは100点満点ですね。
おまけに猫ちゃんもベロも、ちらっと見えるタマタマちゃんも可愛い!
薄目のブロちゃん、高貴な紫色の枕(?)がお似合いです。
りんごさ〜ん!
ザルツブルクは観光こそしませんでしたが、美味しい食事と素敵なホテルに大満足でした。
今月中にザルツブルクに行く用事があるので、またあのレストランに行けたらと思っています〜。行きたい〜。