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鏡のプチ歴史 2020年 11月 8日

Posted by yukialice in ロミー.
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今日から読み始めた野口卓の短編集『心の鏡』は、「松山鏡」と言う話から始まりました。江戸時代が舞台で、主人公は鏡磨ぎの職人。当時は鏡磨ぎという職業があったんですね。今みたいにガラス製の鏡じゃなくて銅製の鏡だったから、「磨ぐ」と言うより「砥ぐ」感じだったのでしょうか。

この短編を読み終えた後、いつから日本にガラス製の鏡が普及したのだろうと思い、調べてみると、16世紀の中頃、スペインの宣教師フランシスコ・ザビエルが日本を訪れ、九州の大名と対面した時、望遠鏡や時計などと一緒に、ヨーロッパ製の珍しい鏡を贈った・・とされているそうです。

そもそもガラス製の鏡が誕生したのは14世紀頃、ベネチアのガラス職人が、ガラスを使った鏡の作り方を発明したのが初まりだとされています。

にしても、ザビエルが日本に伝えたのは、キリスト教だけじゃなかったんですね。(笑)

ロミー は赤ちゃんだった頃、鏡に映った自分と格闘してたのに、にゃんでやらなくなったのよ。(笑)

今日もブログを読んで下さって、ありがとうございます。

来週中頃からは、季節が一歩前へ進み、寒さが増すようですので、ご自愛くださいませ。